お墓の探し方をわかりやすく解説!失敗しないポイントとは – ゆめみどう

お墓の探し方をわかりやすく解説!失敗しないポイントとは

お墓の探し方をわかりやすく解説!失敗しないポイントとは

普段はあまり考えることのないお墓ですが、いざ必要になったときは「何から手を付けてよいかわからない」と困ってしまう人が多いのではないでしょうか。

 

お墓にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なるため、建てた後で後悔しないように家族や親戚ともよく話し合い、自分たちに合ったお墓を探すことが大切です。

 

この記事では、お墓の探し方や注意すべきポイントを、流れにそってわかりやすく解説しています。お墓に関する知識がなくても失敗することなく最適なお墓を探せるので、ぜひ参考にしてください。

お墓探しの流れ

まずはお墓探しの基本的な手順を理解し、その全体的な流れを把握することが大切です。お墓を探すための手続きは次のような流れで進行します。

 

  1. お墓の情報を集める
  2. お墓にかける予算を考える
  3. お墓の資料を請求する・現地を見学する
  4. お墓を建てる墓地と契約を結ぶ
  5. お墓を建ててもらう石材店を選ぶ
  6. 墓石を選ぶ
  7. お墓を施工・納骨する

 

これらの手順について、1つずつ解説していきます。

1.  お墓の情報を集める

お墓を探す際は、希望するエリアの墓地についての情報を集めましょう。情報収集方法としては、以下のような手段が考えられます。

お墓専門のポータルサイトを利用する

お墓専門のポータルサイトとは、お墓に関するさまざまな情報を取り扱っているWebサイトです。一度で多くの石材店や墓地の情報を見つけられ、比較検討するための情報が豊富に揃っています。

また、希望のエリアや条件などで墓地や霊園を検索できるため、効率よく情報を収集できるでしょう。

希望地域の石材店に聞く

お墓を建てたいと思っている地域の石材店を直接訪問して、情報を収集する方法です。

石材店に直接相談することで、自分の希望を具体的に伝えられるだけでなく、その場で疑問点や不明点を質問できます。また、実際に石材を見て触ることで、写真や映像では分からない部分まで肌で感じながら確認できます。

希望するお墓の条件(場所、大きさ、価格、デザインなど)を事前に明確にしておくと、相談がスムーズに話が進むでしょう。

インターネットで検索する

インターネットで「墓地」や「霊園」などのキーワードと共に希望の地域名を入力して検索する方法です。特定の地域内に存在する墓地や霊園の情報を得られるだけでなく、それらに対する口コミや評価などの多岐にわたる情報を集められます。

付き合いのあるお寺に相談する

自分が付き合いのあるお寺に相談するという方法もあります。お寺はその地域に詳しく、墓地に関する情報やアドバイスを提供してくれることがあります。

2.  お墓にかける予算を考える

お墓探しにおいては、予算も重要なポイントです。

墓地の永代使用料、墓石の建立費、そして年間管理料など、お墓を建てるためにはさまざまな費用が発生します。必要な費用を把握し、全体の予算に合ったお墓を選びましょう。

お墓にかかる費用の内訳

一般的なお墓を建てるために必要な費用と、それぞれの費用相場について紹介します。

墓地の永代使用料

永代使用料の費用相場 20万円~200万円

 

墓地の永代使用料は、お墓を代々に渡って使用するために必要な費用です。主に霊園や寺院など、墓地を管理する組織に支払われます。

永代使用料の相場は20万円~200万円と幅がありますが、全国平均的にはおおよそ60万円前後といわれています。都市部か郊外かなど、墓地の地域や大きさによっても価格は大きく変わります。そのため、いくつかの墓地や霊園を比較し、予算に収まり、納得ができる金額のところを選びましょう。

墓石建立費

墓石建立費の費用相場 100万円~200万円

 

墓石建立費は、墓石を建てるために石材店に支払う費用です。墓石の種類や大きさ、デザインなどにより費用は大きく変わります。

墓石建立費に含まれるもの:

  • 墓石本体の石材費用
  • 墓石の加工・彫刻費用
  • 建立工事費用
  • 墓石の付属品(花立てや水鉢、香炉など)費用

年間管理料

年間管理料の費用相場 1万円~2万円/年

 

年間管理料は、墓地の維持や管理に必要な費用で、お墓の管理・運営者へ支払われます。公営墓地は、民間墓地や寺院墓地と比較して年間管理料が一般的に低く設定されている傾向があります。

開眼法要・納骨法要の費用

開眼法要・納骨法要の費用相場 開眼法要:3万円~5万円

納骨式と合わせてお布施を渡す場合:5万円~10万円程度

 

故人の魂をお墓に納めるための儀式である開眼法要や、遺骨をお墓に納める儀式である納骨法要は、一周忌などの法要と一緒に行われることが多いです。開眼法要や納骨法要にかかる費用は、お布施として僧侶に支払われます。

お墓の費用相場

お墓の形式にはさまざまなものが存在し、費用の相場も異なります。

ここでは、一般墓、永代供養墓(合祀墓)、納骨堂の費用相場を紹介します。

 

お墓の種類 費用相場
一般墓地の費用相場 100万円~350万円
永代供養墓(合祀墓)の費用相場 5万円~30万円
納骨堂の費用相場 50万円~250万円

 

納骨堂の「ゆめみどう」は、予算に応じてコンパクトタイプ(48万円〜55万円)、スタンダードタイプ(95万円)、特別参拝室(個室)タイプ(140万円〜180万円)の3タイプから選択できます。また、宗教や宗派を問わず利用可能であるため、誰でも利用可能です。

一般墓と納骨堂の違い

一般的なお墓(一般墓)と納骨堂では、運用方法や費用に大きな違いがあります。一般墓は遺骨を永久的に安置するためのもので、一度納骨すれば代々受け継がれながら遺骨がその場所に留まります。一方、納骨堂は契約期間が経過すると遺骨は取り出され、他の遺骨と一緒に供養されることが一般的です。

また、納骨堂は墓石を建てる必要がないため、一般墓に比べて初期費用が低く抑えられるというメリットがあります。さらに、一般墓は屋外に設置されるため、定期的な清掃やメンテナンスが必要になりますが、納骨堂は屋内にあるため、維持管理がしっかりと行われており、手間をかけずに利用できます。

 

納骨堂の「ゆめみどう」は、三越伊勢丹による内装設計と日比谷花壇デザインのアートフラワーにより、明るくて穏やかな雰囲気が特徴です。また、利用者の安全を考慮したバリアフリー設計のため、どなたでも気軽に利用できます。

 

3.  お墓の資料を請求する・現地を見学する

気になるお墓を見つけたら、その墓地の資料を請求し、詳細な情報を把握しましょう。実際に現地を訪れて現場を見学することも大切です。

ここからは、現地をチェックする際に確認するポイントを紹介します。

お墓の見学でチェックするポイント

お墓見学では以下のようなポイントをチェックしましょう。

立地(交通アクセス)

お墓は定期的に訪れるため、アクセスが良い場所が望ましいです。アクセスが悪いと、年々訪れることが難しくなり、結果的にお墓参りを行わなくなってしまうケースもあります。

電車やバスなどの公共交通機関を利用する場合は、本数や費用、道のりや所要時間を確認します。車で訪問する場合は、道路の混雑具合や移動にかかる時間をチェックしましょう。

 

納骨堂の「ゆめみどう」は、麻布十番駅からわずか徒歩4分の距離にあります。公共交通機関を利用しやすいロケーションにより、いつでも手軽に訪れることが可能です。

霊園・墓地内の環境・設備

霊園・墓地内の環境や設備も大切なチェックポイントです。雰囲気や清潔感はどうか、清掃や管理は行き届いているか、また、トイレや駐車場があるかどうかも確認しておきましょう。

そのほか、休憩所や法要が行える施設があるかも重要です。設備や環境が整っているとお墓参りのしやすさにも繋がります。

周辺環境

墓地や霊園を選ぶ際には、内部だけでなく、周辺環境もよくチェックしましょう。

具体的には、以下のような点を確認します。

 

周囲の静けさ:交通量が多い道路が隣接しているなど、周囲が騒々しいと心安らかにお墓参りができない可能性があります。

お墓は故人を追悼し、静かに祈りを捧げる場所です。そのため、墓地内の静けさが十分に保たれているかどうかを確認しましょう。

 

周囲の安全性:例えば、山の崖の麓に作られている場合や、雨が降ると浸水しやすい場所、地盤が緩い場所など、お墓の安全性に問題がないかを確認しましょう。また、墓地内の通路は十分に明るく、夜間でも安全に訪問できる状況かも見ておくと安心です。

 

周囲の景観:墓地周辺の景観も重要な要素です。自然に囲まれたり、美しい風景が広がっていたりする墓地は、訪れる度に心を慰めてくれるでしょう。

4.  お墓を建てる墓地と契約を結ぶ

お墓の場所を決定したら、いよいよ墓地との契約の段階へと移ります。墓地によって費用が大きく異なったり、墓地ごとの規程やルールも存在したりします。後々、建ててから後悔しないように、事前に重要なポイントをしっかりとチェックしておくことが大切です。

墓地と契約する際の確認ポイント

墓地と契約を結ぶ際には、以下のポイントを必ず確認しましょう。

宗旨・宗派の条件がないか

一部の墓地や霊園では、建墓できるのが特定の宗派・宗旨に限られていることがあります。特に寺院墓地の場合では、その宗派の檀家となることが使用条件となっていることが多いです。一方、公営霊園や民営霊園では、多くの場合、宗旨や宗派に関わらず利用できます。墓地や霊園と正式に契約を結ぶ前に、自分や家族の宗派・宗旨が建墓可能かを確認することが大切です。

墓地の管理費・維持費はいくらか

墓地の管理費や維持費は、墓地を長期的に維持するために重要な経費です。これらの費用は墓地の規模や管理体制、墓地の運営主体などによって異なります。契約する前に、他の墓地や霊園の条件ともよく比較して、納得した上で契約を結ぶようにしましょう。

永代使用料は納得できる価格か

一般的に、永代使用料の価格は土地の価格に比例するため、都市部に行くほど高く、地方や郊外にいくほど安くなる傾向があります。あらかじめ予算を考え、納得できる範囲の価格であるかを確認してから契約しましょう。

指定の石材店はあるか

一部の墓地や霊園では、お墓の注文が可能な石材店があらかじめ指定されています。この「指定石材店制度」を知らずに指定外の石材店からお墓を注文してしまっても、その墓地では建墓することができません。そのため、必ず事前に確認することが大切です。自分で選んだ石材店にお墓を依頼したい場合は、指定石材店制度がない公営墓地を選択すると良いでしょう。

5.  お墓を建ててもらう石材店を選ぶ

墓地や霊園の選択は重要ですが、それと同様に石材店の選択も大切な要素です。一部の墓地や霊園では石材店が指定されていることがありますが、その石材店が信頼できる業者であるかは必ず事前に確認しましょう。

ここでは、石材店の種類について、そして信頼できる石材店を選ぶためのポイントを詳しく解説します。

石材店の種類

石材店は大きく分けて「大手の石材店」と「家族経営による小規模な石材店」という二つの種類に分類できます。

大手石材店

大手石材店は、複数の支店を構え、経営が比較的安定しているのが特徴です。お墓は建てた後も何十年も使い続けるため、修理や維持管理を考えると石材店の安定性は重要なポイントといえます。石材店が倒産してしまうと、いざというときに修理を依頼できない可能性があるためです。

大手石材店は販売実績が明確であり、保証やアフターサービスも充実しています。また、全国対応していることも多く、地域をまたぐようなお墓の引っ越しにも対応してもらえるでしょう。

家族経営の小さな石材店

家族経営の小さな石材店は地域に深く根ざしており、その地域の墓地の特性を熟知しているという特徴があります。また、一貫して同じ人が施工を担当する事が多く、安心して依頼ができます。地域の評判を大切にする傾向から、小さな疑問や修理工事にも気軽に対応してくれるという点も期待できるでしょう。

安心できる石材店を選ぶポイント

石材店との関係は長期にわたることが多いため、石材店選びは非常に重要です。お墓の石材は、何代にもわたり家族や先祖の思い出を守り続けるものであり、そのためにも信頼性の高いパートナーを選ぶ必要があります。

以下では、安心できる石材店を選ぶ際に注意すべきポイントについて詳しく解説していきます。

親身に相談にのってくれるか

石材店を選ぶ際に重要なポイントの一つは、親身に相談にのってくれるかどうかという点です。お墓の購入は人生で一度の大きな買い物であり、わからないことや不安なことが多いものです。信頼できる石材店は、顧客に丁寧にヒアリングを行い、その要望や疑問に対して親身になって相談にのってくれます。

しかし、一方的にセールスを強要したり、不誠実な対応をしたりする石材店には注意が必要です。このような場合、建墓後の対応にも不満が生じる可能性があるでしょう。

アフターサービスが充実しているか

アフターサービスが充実しており、お墓に問題が生じた場合にすぐに対応してもらえるかも確認が必要です。アフターサービスの体制が整っていれば、お墓の保証や修理に関する疑問や不安を解消でき、安心して長い期間お墓を利用できます。アフターサービスが充実しており、保証に関する説明をしっかりとしてくれる石材店に依頼しましょう。

説明がわかりやすくて丁寧か

お墓に関する疑問に対してわかりやすく説明してくれる石材店を選ぶことで、初めてのお墓づくりに対する不安を解消し、安心感と納得感を持って依頼ができます。専門的な知識を素人である顧客にもわかるように、丁寧に説明してくれる石材店を選びましょう。

見積書を書面で出してくれるか

詳細な見積書を書面で提供してくれるかも重要です。信頼できる石材店は、必要な費用を明確に記した透明性のある見積書を提供してくれます。一方で、石材店によっては一式の金額で提示されることがあり、どの部分にいくらかかっているのかが不透明な場合があります。特に、口頭だけで金額を伝えるような石材店は避けましょう。

墓地から近いか

墓地から近い石材店を選ぶと、何かトラブルがあった場合に迅速に対応してもらえます。反対に、距離が遠い場合は、ちょっとしたアフターケアなどに対応してもらえない可能性があります。墓地からの距離はせいぜい1時間以内程度を目安に選ぶと良いでしょう。

6.  墓石を選ぶ

依頼する石材店が決まったら、次に墓石を選びます。

お墓のタイプには和墓、洋墓、デザイン墓などさまざまな種類があります。多くの墓地では、建てられるお墓の種類などに詳細な規程が設けられているので、事前によく確認しましょう。

お墓のデザインについては、霊園を見学し、実際に建っているお墓を参考にするのがおすすめです。お墓を建てる予定の墓地に、どのような墓石の種類や特徴があるのかを確認すると良いでしょう。

墓石の石材の種類には国産や外国産などさまざまな選択肢があり、色や石目の模様などの見た目もバリエーション豊かです。ただし、石材の選択によって価格も大きく変わります。また、石材の種類によっては安価でも水を吸いやすくツヤが長持ちしないというものもあるため、石材店と相談しながら選ぶことが大切です。

7.  お墓を施工・納骨する

お墓が完成したら納骨を行います。通常、お墓が完成するまでの期間は2〜3ヵ月程度です。ただし、降雪地帯などでは冬季に作業が中断されることがあり、完成までの期間がさらに延びることもあります。

開眼法要や納骨の準備をするためには、お墓の完成予定日をしっかりと確認しておきましょう。

お墓を探す際は墓地の運営主体の違いを知っておこう

お墓探しの際は墓地の運営主体による違いを理解しておくことが重要です。墓地の運営形態は大きく民営墓地、寺院墓地、公営墓地の3種類です。それぞれの特徴と注意点を以下に詳しく解説します。

民営墓地

民営墓地は、財団法人や社団法人などの公益法人や宗教法人が運営する墓地です。駐車場や遊歩道、休憩所などの設備が充実している公園墓地が多く、ペットと一緒に埋葬できる場所や、バリアフリー設計の墓地が多いのも特徴です。

宗旨や宗派を問わずにお墓を建てられるところが多く、お墓のデザインに自由度があるため、個々の要望に合わせたお墓作りが可能です。

ただし、施設が充実している分、永代使用料や管理料が高い傾向にあります。また、民営墓地では利用できる石材店が制限されている「指定石材店制度」を採用していることが多いため、お墓を建てる際には、事前に依頼できる石材店を確認しておく必要があります。

寺院墓地

寺院墓地は、寺院などの宗教法人が運営する墓地です。寺院が管理していることによる安心感があり、法要の際などもその寺院で執り行うことができるというメリットがあります。

ただし、寺院墓地を利用するためには、基本的にその寺院の檀家になる義務が伴います。そのため、年間の檀家料が発生するほか、永代使用料や管理用面でも一般的に他の墓地よりも高い傾向があります。

また、利用できる石材店が決められていたり、建てられるお墓の形状に制限があったりする場合が多いため、お墓探しの際はこれらの制約について考慮する必要があります。

 公営墓地

公営墓地は、地方公共団体が管理運営する墓地です。一般的には料金が安く設定されており、管理も行政が行うため、経営上の心配などがありません。また、宗教を問わないため誰でも利用できて、指定石材店制度もないため自由に石材店を選べます。

ただし、地域によっては、その区域内の住民や、その故人のみが利用可能など、使用できる人が限られている場合があります。さらに、公営墓地の供給量は需要に対して供給が少ないことが多く、抽選などの制限があるため、希望している時期に利用が難しい場合もあります。

お墓を建てない供養の方法

近年、遠方へのお墓参りが難しいなどの理由から、墓じまいを考える人が増えています。また、子どもに負担をかけたくないなどの思いから、お墓を建てることに抵抗感を抱く人も多く、そうした人々の間で、永代供養墓や納骨堂といった選択肢が選ばれています。ここでは、お墓を建てない形の供養方法をいくつか紹介します。

永代供養墓

永代供養墓は、お墓の承継者に代わって墓地の管理者が永代、または一定期間遺骨を管理し、供養する形式の墓地です。お墓の承継者がいない人やお墓の管理が難しい人に選ばれます。永代供養墓の種類はさまざまで、納骨後20年など、一定期間後にお墓を撤去して合祀墓に移る形式や、初めから他人と一緒に埋葬される合祀墓、このあとに紹介する樹木葬、納骨堂などがあります。

樹木葬

樹木葬は、墓石の代わりに特定の樹木の下に故人の遺骨を埋葬する形式の墓地です。お墓の承継者がいない人や、死後は自然に還りたいという思いを持つ人に選ばれています。

また、墓石を必要としないため費用の負担を軽減できるというメリットもあります。

散骨

散骨は、故人の遺骨を粉末状にし、海や山など自然の中に散布するという供養の方法です。死後は山や海に還りたいという人や、お墓の高額な費用を払いたくないという人に選ばれます。散骨には、遺骨の一部を散骨し残りをお墓に納める部分散骨と、遺骨全体を散骨する全散骨があります。ただし、散骨が許可されている場所は限定されているため、勝手に遺骨を撒くことはできません。

手元供養

手元供養は、故人の遺骨を特別な容器(遺骨入れ)に納め、自宅で供養する方法です。

火葬後の遺骨を自宅で保管することは法律的には問題がありません。

手元供養には、遺骨をすべて自宅に安置する形式や、一部を散骨した後に残りを自宅に保管する形式があります。お墓が遠くてお墓参りが難しい人や、仏壇の代わりに遺骨を自宅に安置したいという人に選ばれます。

納骨堂

納骨堂は、遺骨を土に埋めずに室内に収蔵する施設です。墓石を建てる必要がないため比較的安価で、屋内施設のため天候などに左右されずいつでも快適にお参りができます。また、宗教や宗派を問わず誰でも利用可能です。

納骨堂にはロッカー式や仏壇式、お墓式などさまざまなタイプがあります。

 

納骨堂の「ゆめみどう」は、自動搬送納骨システムといわれる機械式システムを採用しています。専用の参拝カードを使って、好きな墓石をモニターから選択すると、選んだ墓石に遺骨を収める厨子(箱)がセットされます。専用の参拝カードが必要というセキュリティ体制と、耐震設計のトヨタL&F製を使用している点が特徴で、これにより長期間にわたり安心して利用できます。

失敗しないお墓の探し方のポイント

後悔しないお墓づくりのために、失敗しないお墓探しのポイントを3つ紹介します。

一人で決めない

お墓は家族や親族にとって特別な場所であり、長い年月を通じて大切な存在となります。そのため、お墓を選ぶ際は一人で決めずに、家族や親族とよく相談しながら進めることが大切です。一人で決めてしまうと家族や親族の意見や要望が反映されず、後にトラブルが生じる可能性があります。家族や親族と意見を共有しながらお墓を選ぶことで、お墓を建てた後に後悔や不満が生じることを避けられます。

複数の墓地を比較見学する

お墓を探す際は、一つの霊園だけで決めるのではなく、複数の墓地を比較見学することが重要です。価格や墓地の規程だけでなく、実際に候補となる霊園を訪れ、アクセスの良さや周辺環境など、さまざまな要素を比較・評価しましょう。周辺環境や雰囲気などを写真に撮っておくと、後で比較しやすくなります。

承継のことまで考える

お墓は承継する人のことまで考えることが大切です。代々引き継いでいくのが一般的ですが、お墓に対する価値観は多様化しており、お墓を不要と考える人もいます。

お墓の承継を考えない場合、納骨堂という選択肢もあります。納骨堂では、墓石を建てる費用がかからないため、一般的にお墓よりも経済的な選択となります。

「ゆめみどう」は永代供養の納骨堂です。お墓の承継者がいない場合もゆめみどうが永代にわたり供養いたします。

お墓探しのトラブル事例

ここからは、お墓探しでよくあるトラブル事例を紹介します。

品質の悪い墓石を売られた

墓石の石材は多種多様で、それぞれの産地によって特徴も大きく異なります。見た目が似ていても、吸水性が低くツヤが長持ちする石材から、逆に水をよく吸って数年でツヤがなくなったり、錆びが出たりする石材などさまざまです。これらの違いは、一般の人にはなかなか見分けがつきにくいものです。そのため、お墓の石材を選ぶ際には、石材の知識やその土地の気候に合った石材を提案してくれる信頼できる石材店に相談し、アドバイスを受けながら購入することが重要です。

お墓の場所が遠くてお墓参りが大変

お墓を建てたけど、場所が遠くてお墓参りが困難になる場合があります。そのため、事前にアクセスの便利さをよく確認しておくことが重要です。ただし、子どもたちが独立して実家から遠く離れてしまうケースもあります。

もし遠くて不便だと感じる場合、近くのお墓や納骨堂に改葬するというのも選択肢の一つです。

麻布十番に位置する納骨堂の「ゆめみどう」は交通機関を利用して便利にお参りができるため、お墓参りの負担を軽減できます。

高額な費用を請求された

お墓や石材についての知識がない顧客を相手に、勝手に高級な石材を使用したり、安価な石材を高級品と偽って販売したりする悪質な事例も存在します。そのため、見積もりを複数の業者から取り、石材や施工費用を他社と比較したり、基本的な知識を身につけたりして悪徳業者に引っかからないようにしましょう。

また、インターネットなどで口コミや評判を調べることも、信頼できる石材店選びに有効です。

ずさんな工事をされた

墓石の設置や墓地の整備などにおいて、業者にずさんな工事をされるというトラブルも発生しています。

ずさんな工事をされると、さまざまな形で問題が現れる可能性があります。例えば、墓石の傾きや崩れ、地盤沈下、コンクリートの劣化などが考えられます。これらの問題は見た目だけでなく、墓石の安定性や耐久性にも関わっています。

こうしたトラブルを避けるためには、石材店の実績や評判、技術力などを事前にしっかりと確認することが重要です。

お墓を建てない供養を考えるなら納骨堂の「ゆめみどう」へ

お墓の探し方や失敗しないポイントについて説明しました。

現在は供養の方法も多様化しており、お墓探しにもさまざまな選択肢があります。

それぞれの特徴を理解し、自分たちに合った最適のお墓を見つけましょう。

お手入れの手間をかけずに、費用も抑えたいとお考えなら、納骨堂を検討してみるのも一つです。

龍澤寺が運営する「ゆめみどう」は、日比谷花壇がデザインを担当したアートフラワーで飾られた、明るく華やかな納骨堂です。

都心の麻布十番という好立地のため、故人に会いたいときにはいつでも気軽にお参りができます。

 

納骨堂の利用についてのお問い合わせがございましたら、ぜひゆめみどうへご連絡ください。

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