高齢になった親を思ったり、自分の終活について考えたりする時、お墓を建てることは大きな悩みの一つかもしれません。
多くの人にとってお墓を建てるのは初めての経験であり、どうして良いかわからないと感じる方も多いでしょう。
お墓を建てるには、お墓の種類や供養の方法など基礎的な知識を深めることが大切です。
また、近年では供養の方法にも多様な選択肢がある中で、自分や家族のライフスタイルに合ったお墓を選ぶことが求められています。
この記事では、お墓の基礎知識や種類、建て方、費用相場、管理方法などを詳しく解説しています。お墓を建てた後に後悔することのないように、ぜひ参考にしてください。
目次
お墓の種類
ひと口にお墓といってもその種類や供養の方法はさまざまです。どのようなお墓を選ぶかによって費用や管理方法なども大きく異なるので、ご自身やご家族の希望に合ったお墓や供養の方法を選びましょう。
ここでは、お墓の種類や、お墓を建てない供養の方法について紹介します。
一般墓
家族や親族が代々継承していく形のものを一般墓と呼びます。
かつては和型のお墓が一般的でしたが、近年では洋墓やデザイン墓など、さまざまなお墓が建てられています。
一般墓は入る人によって以下のように分類されます。
家墓
家墓は、累代墓や代々墓、先祖墓などともいわれ、親から子、孫へと、家族が代々継承していくお墓です。「○○家之墓」のように家名を墓石に刻んだものや、「先祖代々之墓」、「累代之墓」のように刻まれているお墓もあります。引き継いでいくことが前提なので、承継者がいない場合は建てられません。
しかし、昨今では少子化や核家族化が進んでいる影響で、お墓を継承する人がいない、お墓を維持管理できないという人が多く、墓じまいをして永代供養墓に移転したり、散骨や樹木葬のように、お墓を必要としない供養方法を選ぶ人も増えています。
両家墓
両家墓は、夫と妻それぞれの先祖を一緒に祀るお墓です。
両家墓が選ばれる理由には、子供や孫が女の子しかいない、一人っ子同士で結婚して、両家のお墓を守るのが大変だから、といった理由があります。
女の子しかいない場合になぜ両家墓を選ぶの?と疑問に思われる人がいるかもしれません。
日本では昔からお墓は長男が継ぐのが一般的で、他家に嫁いだ娘は嫁ぎ先のお墓に入るのが通常でした。そのため娘しかいない家庭の場合、娘が嫁いでしまったらお墓を継ぐ人がいなくなってしまうのです。もし娘にお墓を継いでもらおうと思ったら、娘は実家と嫁ぎ先両方のお墓を管理しなくてはならず、大きな負担になってしまいます。
そのため、経済的にも負担が軽く、一回で両家にお墓参りが可能な両家墓が選ばれます。
夫婦墓
夫婦墓は夫婦二人だけが入るお墓です。墓石には「○○家之墓」ではなく、夫婦の名前が連名で刻まれます。夫婦墓は継承を前提としておらず、一定期間(33回忌、50回忌など)が過ぎるとお墓は解体され、遺骨は合祀墓へ移されます。
夫婦墓を選ぶ理由はさまざまですが、お墓を継承する子供がいない、子供にお墓の継承などで負担をかけたくない、先祖代々のお墓とは別々にしたいなどの理由があります。
また、一般的なお墓の他にも、樹木葬や納骨堂など多様な形態の夫婦墓があります。
共同墓
共同墓という言葉は2つの意味で使われます。
1つは、村や集落などの地域で管理されている昔ながらの墓地です。
もう1つは、血縁関係のない複数の人が1つの場所に埋葬される合祀型のお墓で、「合祀墓」「合葬墓」「合同墓」などとも呼ばれます。
合祀墓の方は個別のお墓を建てないため費用が安く、お墓に費用をかけたくないという人や、お墓を管理する後継者がいないといった人たちに多く選ばれています。
また、合祀型の共同墓は管理人が永代供養を行うことが多く、お墓の管理が不要なため承継者の負担が少なく済むというメリットもあります。
永代供養墓
永代供養墓は、家族の代わりに寺院や霊園が供養を行うお墓です。
通常のお墓は承継者がいないと建てることができませんが、永代供養墓は承継者が必要ありません。
永代供養墓には、個別のお墓を建てて、一定期間が経ったらお墓を撤去し、合祀墓へ入るという永代供養付きの一般墓や、最初から合祀墓に他人の遺骨と一緒に混ざって埋葬される永代供養墓、樹木葬や、納骨堂などなど、さまざまな種類があります。
永代供養墓は一般的な継承墓に比べて費用が安く、宗旨・宗派に関係なく入れるというメリットがあります。
納骨堂
納骨堂は、遺骨を骨壺に入れて室内に収蔵できる屋内施設です。
納骨堂は、一つの建物の中に多くの納骨スペースを備えており、墓石を建てる費用がかからないため、一般的にお墓よりも安く済むことが多いです。
また、納骨堂は屋内施設のため天候に左右されず、雨天でもお参りが可能で、宗教・宗旨宗派を問わず利用できるというメリットがあります。
もともと納骨堂は、お墓を建てるまでに遺骨を一時的に預かる建物を指していましたが、最近ではお墓の代替施設としてのニーズが高まっています。
納骨堂には、「33回忌まで」など安置期間を決めて遺骨を納め、期間が終了したら永代供養墓などに合祀するタイプもあります。また、お墓の承継者がいない場合やお墓が遠方でお参りができない場合には、墓じまいをして納骨堂に改装することもできます。
納骨堂には、以下のような種類があります。
ロッカー式
ロッカー式の納骨堂は、骨壷をロッカーのような棚に収蔵する形式です。骨壷は1体から数体分が収容できるくらいの大きさが主流で、個別の納骨が可能。また、他の納骨スペースと壁で仕切られているため、比較的プライバシーが守られることが多く、納骨堂の中でも比較的安価に利用できます。
仏壇式
仏壇式の納骨堂は霊廟型とも呼ばれ、仏壇が並ぶような形状をしており、上段に仏壇、下段に骨壺を安置するスペースが設けられています。仏壇式の納骨堂は、家庭の仏壇に似た形状をしており、遺影やお花などを飾れるといったメリットがあります。一方で、仏壇があるため、その分価格が高めの傾向があります。
お墓式
お墓式の納骨堂は、室内にお墓を建てられるタイプの納骨堂です。そのため、「室内墓地」とも呼ばれ、一般的なお墓と同じようにお参りができます。
お墓は自由な設計が可能で、屋内にあるため雨風による汚れの影響を受けないというメリットがあります。
機械式(自動搬送式)
機械式の納骨堂は、「マンション型」とも呼ばれ、専用のICカードをかざしたり、タッチパネルを操作したりすると自動的にお参りスペースに遺骨が運ばれます。これは立体駐車場や荷物の搬送などに使われているシステムを応用したもので、人手による搬送を必要としないため、効率的かつスムーズに遺骨を納められます。
「ゆめみどう」の機械式納骨堂は、専用の参拝カードをかざしてお好みの墓石をモニターから選択することで、選んだ墓石に厨子(遺骨を安置する箱)がセットされるシステムを採用しています。お参りには専用の参拝カードが必要なためセキュリティレベルが高く、耐震設計のトヨタL&F製を採用しているため、長く安心して利用できるのが特徴です。
合葬式
合葬式の納骨堂は、複数の遺骨を1つのお墓(モニュメント)に収めるタイプの納骨堂です。一つのお墓に多くの人が収められるため、比較的費用を抑えられます。ただし、他の遺骨と混ざってしまうため、一度埋葬してしまうとあとから取り出したり移動したりすることはできません。
合葬式の納骨堂では、永代供養塔の中に骨壺を保管する方法が一般的で、骨壺から焼骨を取り出し、他の人の遺骨と一緒に埋葬されます。
樹木葬
樹木葬は霊園などの許可を得た区画に遺骨を埋葬し、墓石を建てずに樹木を墓標とする供養方法です。
自然に還る葬送方法を希望する方に選ばれる傾向があります。樹木をお墓として利用するため、一般的な墓石を利用した埋葬よりも安いという特徴があります。
樹木葬には、「里山型樹木葬」と「都市型樹木葬」の2種類に分けられます。
里山型樹木葬は里山などに造られ、植樹された木や、自然の木の下に遺骨を埋葬します。
埋葬場所によってはアクセスが悪く、頻繁にお参りに行きたい場合は通うのが負担になってしまう場合もあります。
一方、都市型樹木葬は都市部に造られる樹木葬で、霊園やお寺の中に自然を人工的に再現したものが多く、遺骨は石室に納骨され、一定期間後に合葬されます。都市部にあるため、アクセスは良好です。
そのほか、樹木葬の埋葬方法には、合祀埋葬、個別埋葬、家族埋葬、集合型樹木葬の4つの方法があります。
合祀埋葬:他の方の遺骨と一緒に埋葬される
個別埋葬:故人ごとに専用区間を設けて埋葬される
家族埋葬:家族専用の区画を設けて埋葬される。一定期間が経つと合祀埋葬に改葬される場合がある
集合型樹木葬:複数の個別区画でシンボルツリーを共有するタイプ。都市型樹木葬で多く採用されている
散骨
散骨は遺骨をパウダー状の遺灰にし、海や里山の森林に散骨して自然に還す供養方法です。
自然に還りたいという人のほか、お墓を継ぐ人がいない、承継の負担をかけたくない、高額な建墓費をかけたくない、という人に選ばれています。
遺骨の一部を散骨し、残りの大部分をお墓に納骨する方法(部分散骨)や、遺骨のすべてを散骨する方法(全散骨)、散骨する遺骨の一部を小さな骨壷に取り分けて自宅に安置する方法(手元供養)など、さまざまな方法があります。
一般的に散骨は通常のお墓を建てるよりも安く、すべての骨を散骨する場合はお墓や納骨堂の費用もかからないため、墓地や墓石の購入費や管理費も発生しません。
通常、遺骨を墓地以外に埋葬するのは「墓地、埋葬等に関する法律(通称「墓埋法」)」により禁じられています。しかし散骨については規定されておらず、埋葬のために節度をもって行う場合は遺骨遺棄罪には当たらないと解釈されています。
ただし、他人の土地に勝手に散骨するとトラブルになるので、事前に承認を得る必要があります。自治体によっては散骨を禁止している場合もあるため、散骨する場合は周囲の人に迷惑をかけないように注意が必要です。
散骨は一度行うと、遺骨を取り戻すことはできません。そのため、お墓参りができなくなるなど、他の家族や親戚から理解を得られない場合があります。散骨をする場合は親族でよく話し合って決めましょう。
お墓の形
次に、お墓の形を見ていきましょう。
墓地によっては建てられるお墓の形を規制している場合もあるので、事前に規定をよく確認しておきましょう。
お墓の形には大きく分けて以下のようなものがあります。
- 和型墓石
- 洋型墓石
- 五輪塔
- デザイン墓
和型墓石
和型墓石は日本伝統のお墓の形式で、棹石(さおいし)が縦型の長方体というもっとも馴染みの深い形をした墓石です。
上から、家名などを彫る棹石、上台石、中台石、そして芝石(下台石)という四段構造、あるいは敷石を置かない三段構造があります。
和型墓石は安定感があって美しく、どの世代にも受け入れられやすい形といえます。
洋型墓石
洋型墓石は欧米の伝統的なお墓の形式で、棹石が横に長く、平面的でモダンな形が特徴です。
墓石には家名ではなく、「愛」や「友情」など、自分の好きな文字を彫ったり、レリーフを施したりする場合もあります。
和型墓石に比べて使用する石材の量が少ないため、費用を抑えたいという人にもおすすめです。
五輪塔
五輪塔は5つの石が積み重なって塔の形をなしている墓石です。
5つの石は上からそれぞれ空・風・火・水・地という自然の五大元素を表しています。石の一つひとつに文字を刻みますが、刻まれる文字は宗派によって異なります。
なお、浄土真宗では一般的に五輪塔は建てません。
デザイン墓
デザイン墓は、自由で個性的な形をしたモニュメントのような墓石で、趣味や職業をあらわしたものなど、さまざまな形のお墓があります。例えば、サッカーが趣味だった人はサッカーボールの形をした墓石、将棋が好きだった人は将棋の駒の形をした墓石といったものもあります。
デザイン墓は墓地によっては制限されていることもあるため、事前に規定をしっかり確認しておきましょう。
お墓の運営形式の種類
お墓の運営形式には、「民間墓地」、「寺院墓地」、「公営墓地」の3種類があります。
運営形式によって、費用やルールなどが異なるため、事前に違いを把握しておきましょう。
それぞれの特徴をまとめると以下のようになります。
民営墓地 | 寺院墓地 | 公営墓地 | |
運営団体 | 公益法人や宗教法人 | 宗教法人 | 自治体 |
宗旨・宗派 | 指定がない場合が多い | 基本的にあり | 指定なし |
石材店の指定 | あり | あり | なし |
管理料 | 高め | 高め | 安め |
1つずつ詳しく解説していきます。
民営墓地
民営墓地は財団法人や社団法人などの公益法人や宗教法人が管理・運営するお墓です。駐車場や休憩所、広場や花壇などの施設が充実しており、明るい雰囲気という特徴があります。
宗旨・宗派を問わないところも多く、建てられるお墓のデザインも自由度が高いため、誰にでも利用しやすい墓地といえます。
一方で、民営墓地は施設が充実している分、永代使用料や管理料は高めに設定されていることが多く、墓地によっては価格に大きな違いがあります。
また、多くの民営墓地では利用できる石材店が指定されている「指定石材店制度」を採用しているため、自由に石材店を選べないといったデメリットもあります。
寺院墓地
寺院墓地は、宗教法人が管理・運営するお墓のことです。寺院の境内に墓地がある場合が多いですが、中には寺院から離れている場所にある寺院墓地もあります。
寺院墓地は、そのお寺の檀家になることが原則とされていますが、近年では宗教不問の寺院墓地もあるため、宗教に関係なく寺院墓地を利用したいという方にも選択肢が広がっています。
ただし、宗教不問の場合でも法要の際はそのお寺の宗派で執り行われるのが一般的です。
檀家になる場合は法要をその寺院で執り行うことができます。お墓と寺院も近いため便利な半面、お寺の経営を支える義務を負うため、お布施や寄付などの費用負担が発生します。また、寺院墓地の永代使用料や管理料は、一般的に他の墓地よりも割高になっています。
そのほか、利用できる石材店が指定されている場合が多いため、石材店選びにも注意が必要です。
なお、「ゆめみどう」は400年の歴史を持つ麻布の名刹「龍澤寺」に新設された、お寺の納骨堂です。ただし、契約したからと言って檀家になる必要はなく、年間護持会費(管理費)以外に特別な費用がかかるということはありません。
麻布十番駅から徒歩4分という立地にあるためお参りしやすく、都内のお勤め帰りなどにも便利です。
公営墓地
公営墓地とは、地方自治体が管理・運営するお墓のことです。宗教的な制約が少なく、宗旨・宗派を問わず利用できます。また、自治体が運営しているため閉鎖や倒産といったリスクが少なく、長く安心して使用できるのが特徴です。
公営墓地の永代使用料や管理費は、地方自治体によって異なりますが、一般的には他の墓地に比べて割安です。
また、石材店の指定もないため、自分で選んだ石材店に依頼できるのも大きなメリットです。
公営墓地は基本的に年一回の公募があり、申し込みが多い場合は抽選になります。地域によっては競争率が高く、希望した墓地を入手できない場合もあるため、希望される方は定期的に自治体の情報をチェックしておきましょう。
また、申し込み資格は「その自治体に居住している」「未納骨の遺骨がある」など、各自治体によって異なるため事前に確認が必要です。
お墓にかかる費用
お墓を建てる際は、墓石本体の費用の他にも、墓地の永代使用料や年間管理費、開眼法要・納骨法要の費用など、さまざまな費用がかかります。
それぞれについて詳しく解説します。
墓地の永代使用料
墓地の永代使用料は、お墓を代々に渡って使用する権利を確保するための費用で、寺院や公営の霊園など、墓地を管理している組織に対して支払います。ただし、この支払いによって墓地を直接所有するわけではなく、あくまでも「永久に墓地を使用する権利」を購入するという形になります。
永代使用料は、地域、墓地の大きさ、そして場所(都市部なのか地方なのかなど)によって大きく異なり、一般的には20万円から200万円と相場金額に幅があります。一般的に都市部の価格は高く、郊外になるほど価格は低下します。最も一般的な価格帯は60万円程度です。
墓石建立費
墓石建立費は、墓石や墓碑を建てるための料金で、主に石材店に支払います。この費用には石材そのものの費用、石材の加工費用、設置工事費用、墓石の付属品費用などが含まれます。墓石の材質、サイズ、彫刻の複雑さなどにより費用が異なりますが、墓石建立費の相場はおおよそ100万円~200万円となっています。
年間管理料
年間管理料とは、墓地の維持管理に必要な費用のことで、通常、墓地を提供している寺院や公営墓地に支払います。年間管理料は墓地の共有スペースや通路、水道設備などの管理費用として用いられます。
金額は、公営の墓地の場合、年間の管理料はおおよそ3千円から1万円程度、民間の墓地では、年間1万円から2万円程度が一般的です。支払いは通常、1年分を一度に行うことが多いですが、墓地によっては数年分を一括で支払う方式を採用している場合もあります。
開眼法要・納骨法要の費用
開眼法要は、故人の魂をお墓に納める重要な儀式で、一周忌などの法要の際に納骨式と合わせて行われるのが一般的です。
開眼法要や納骨法要の費用は、お布施として僧侶に渡します。
お布施の金額相場はそれぞれ以下の通り。
開眼法要:3万円~5万円程度
納骨式と合わせてお布施を渡す場合:5万円~10万円程度
そのほか、僧侶が会食に出席されない場合は、御膳料として5千円~1万円程度を包み、僧侶にお墓まで出向いてもらう場合はお車代として5千円~1万円程度を包みます。
一般墓の費用相場
これまで紹介してきたように、一般墓を建てるのに必要な費用は、墓石代、永代使用料、年間管理料などがあります。これらを合計した一般墓費用の全国平均相場は、おおよそ100~350万円です。
納骨堂の費用相場
納骨堂は室内墓地、仏壇式、ロッカー式、自動搬送式など、選択する種類によっても大きく値段は変わりますが、費用相場は50万円~250万円です。
納骨堂は一般的に墓石を建てる必要がないため、一般墓に比べて費用を安く抑えられます。必要な費用は主に「永代使用料」と「管理費(5千円~2万円程度)」です。
「ゆめみどう」はご予算に合わせて、コンパクトタイプ(48万円~55万円)、スタンダードタイプ(95万円)、特別参拝室(個室)タイプ(140万円~180万円)の3タイプからお選びいただけます。
お墓を建てるタイミングは?
お墓を建てる時期については明確な決まりは存在しませんが、多くの場合は亡くなってからお墓を建てることを考えます。
しかし、近年では終活の一環として、生前に自分自身のお墓を建てるという人も増えています。
ここでは、お墓を建てるタイミングについて、それぞれの違いやメリット、デメリットを解説します。
亡くなってから建てる
亡くなった後にお墓を建てる場合は、一周忌や三回忌の法要の際に同時に行うことが多いです。一周忌や三回忌の法要では家族や親族が集まるため、この機会に開眼法要や納骨式を一緒に行うことで、遠方の親族が何度も訪れる手間を省くことができます。
ただし、お墓の完成までには通常2〜3ヶ月を要し、その前の検討期間も含めるとさらに時間が必要となります。したがって、一周忌までにお墓を建てることを考えると、時間が限られており、準備は大変な作業となる場合が多いです。
亡くなってから建てるメリット
- 一周忌や三回忌の法要の際に家族や親族が集まるタイミングで開眼法要や納骨式を行える
- 親族に遠方から何度も足を運んでもらわなくて済む
亡くなってから建てるデメリット
- お墓の完成までに時間がかかる
- 一周忌までにお墓を建てるには時間が少なく準備が大変
生前に建てる
生前にお墓を建てることで、自分自身が納得するデザインや場所のお墓を、時間をかけて選べます。また、亡くなった後に家族に負担をかけることなく、自身の墓地の準備を整えることができます。さらに、お墓は相続税や固定資産税の課税対象外となるので、生前にお墓を建てておくことで節税にも繋がります。
しかし、中には生前にお墓を建てても、中に遺骨が入っていないという理由からお墓参りを怠り、実際に使う前にお墓が荒れてしまうケースも存在します。したがって、生前にお墓を建てる際には、定期的な管理や手入れが必要ということも忘れてはいけません。
また、墓地によっては生前墓が建立できない場合があるため事前に確認が必要です。
生前に建てるメリット
- 自分が納得するデザインや場所のお墓を時間をかけて選び、建てられる
- 亡くなった後に家族に負担をかけなくて済む
- 相続税や固定資産税の課税対象外となり、節税にも繋がる
生前に建てるデメリット
- 墓地によっては生前墓が建立できない場合がある
- お墓の管理をしなくてはならない
お墓を建てて納骨するまでの流れ
ここからは、お墓の建立について検討する段階から、実際に納骨するまでの流れについて詳しく見ていきましょう。
納骨までの全体的な流れは下記のようになります。
- どこにお墓を建てるかを考える
- 予算を立てる
- インターネットや広告などで探す
- 資料を請求する
- 現地を見学する
- 契約する
- 墓石を選び、デザインを決める
- 墓石を契約する
- お墓を施工する
- お墓の完成を確認する
- 納骨する
1つずつ解説していきます。
1. どこにお墓を建てるかを考える
まずはお墓を建てる場所を考えます。故人の故郷、現住所、家族や親族の利便性などを考慮し、親族間でよく相談をしながら決めましょう。
2. 予算を立てる
次に、お墓にいくらかけられるのか、予算を立てます。
墓石の価格や永代使用料、年間管理料など、必要な費用を漏れなく洗い出し、経済状況も考慮しながら余裕を持った予算を設定しましょう。
3. インターネットや広告などで探す
予算が決まったら、具体的な墓地探しに移ります。インターネットや広告を活用し、希望する条件に合う墓地の情報を集めましょう。公営墓地は期間限定の募集や抽選があるため、自治体のホームページや広報誌を定期的にチェックすることが大切です。
墓地によって永代使用料や利用規定が異なるため、各墓地の規定や契約内容をよく確認し、検討の際の参考にしましょう。
4. 資料を請求する
選択肢を絞り込んだ後は、より詳細な情報を得るために、墓地の運営者からパンフレットやその他詳細な資料を請求します。
取り寄せた資料の中から特に気に入った霊園があれば、実際に現地に足を運んで見学してみましょう。
5. 現地を見学する
実際に気になる墓地を訪れて見学することで、墓地の雰囲気や周囲の環境、管理状況を直接確認できます。
資料だけではわからない墓地の全体的な雰囲気や設備、管理状況をチェックしましょう。また、アクセスの良さや自然環境なども重要な要素です。
6. 契約する
墓地を見学した後、選択した墓地との契約を進めます。墓地によっては石材店を指定している場合もあるので、契約前に規約をよく確認しておきましょう。
7. 墓石を選び、デザインを決める
和墓、洋墓、デザイン墓など、墓石の形やデザイン、彫刻する文字、付属品や墓石に刻む文字などを決めていきます。重要なプロセスなので、家族でよく話し合って決定することが重要です。
また、石材店は事前に評判や施工実績を確認し、信頼できるところに依頼しましょう。
8. 墓石を契約する
石材店と契約を結び、施工を依頼します。
9. お墓を施工する
お墓の完成までには、区画の基礎工事や外柵工事などを含めて2〜3ヶ月程度の時間がかかります。また、東北や北海道などの積雪地帯では、冬は雪が解けるまで作業を進められないため、時期によってはさらに時間が必要となることもあります。
10. お墓の完成を確認する
お墓の施工が完成したら、契約通りに墓石が設置されていることを確認し、工事費用の支払いを行います。なお、石材店に注文をした段階で事前に工事費の一部の費用を支払うケースもあります。
11. 納骨する
完成したお墓に故人のお骨を納骨します。
お墓探しで確認するポイント
お墓探しは日常的に経験するものではないため、どのような観点から確認を進めるべきか困ってしまうことが多いです。インターネットで見つけた霊園が良さそうに思えても、実際に訪れてみると想像以上に遠かったり、通いづらい場所にあったりすることも少なくありません。こうした事態を避けるためには、事前の確認が大切です。
ここからは、後悔しないお墓探しのために重要な確認ポイントをいくつか紹介します。
霊園・墓地の種類
霊園や墓地の種類を確認することは、お墓探しにおける重要なポイントです。公営墓地、民営墓地、寺院墓地など、運営主体によって建てられるお墓の種類やデザイン、さらには宗派に関する制限も存在するため、希望のお墓が建てられる霊園・墓地を選びましょう。
指定石材店があるか
墓地や霊園によっては、依頼できる石材店が指定されている場合があります。知らずに指定石材店以外に依頼してお墓を注文してしまい、購入したお墓が建てられないといったトラブルも実際に発生しています。そのため、指定石材店の有無は必ず確認するようにしましょう。
自身で石材店を選び、好みのお墓を建てたいと考えている方には、石材店の指定がない公営墓地の利用がおすすめです。
宗旨・宗派
霊園や墓地によっては、建てられるお墓の宗旨や宗派に制限があります。例えば、寺院墓地の場合は、多くの場合その宗派の檀家となることを条件としています。一方、公営霊園や民営霊園は多くの場合、宗旨や宗派を問わず利用が可能です。そのため、自身がどの宗旨・宗派に属しているのかを確認し、希望する墓地で受け入れられるかどうかを事前に確認することが大切です。
なお、「ゆめみどう」は宗教・宗派不問の納骨堂なので、どなたでもご利用いただけます。
墓地・霊園までのアクセス
お墓探しの際には、墓地・霊園までのアクセス方法や所要時間などの確認も重要です。
郊外などで自宅から遠く、通いづらい場合は、定期的なお墓参りが負担になってしまう可能性があるためです。
車で通う場合は、道順や所要時間、道路の混雑状況、そして駐車場の有無などをチェックしましょう。また、駐車スペースからお墓までの距離も遠すぎないか、実際に歩いて確認することも大切です。
公共交通機関を利用する場合は、電車の本数や費用、所要時間なども調査します。普段車で移動している人も、一度は公共交通機関を使ってお墓を訪れ、所要時間や道順などを確認することをおすすめします。
納骨堂も検討されている方は都内の麻布十番にある納骨堂「ゆめみどう」をご見学ください。麻布十番駅から徒歩4分、または六本木駅からでも徒歩10分で行けるので、公共交通機関を利用していつでも便利に通えます。
周辺環境
周辺環境の確認も、お墓探しの重要なポイントです。静寂な環境であるか、景観が良いか、日当たりや風通しの状態、水はけの良さなどを注意して確認しましょう。特に、水はけが悪い場合、墓石の劣化を招いたり、カロート内に水が浸入したりする可能性があります。水はけの状態を見るためには、既存のお墓のシミなどを見ると参考になります。
サービスや設備
お墓探しでは、霊園や墓地が提供するサービスや設備も重要な選択基準となります。
具体的には墓地の管理状況、清掃サービス、トイレ等の公共設備や駐車場の有無などを確認しましょう。
また、お花や線香を購入できる管理事務所や売店があるかどうか、休憩所が設けられているか、法要ができる施設があるかなども見ておくと良いでしょう。車椅子を使用する人でもお墓参りが可能なバリアフリー設計になっているかも重要です。
さらに、水道施設が整備されているかや、墓参りに必要な用具(手桶、柄杓等)が用意されているかどうかも、忘れずに確認しましょう。
墓地使用規定
墓地を利用する際には、墓地の使用規定に従う必要があります。使用規定は墓地の管理者が定めたルールであり、利用者が遵守しなければならない事項が明示されています。
例えば、以下のような規定が存在します。
- 指定石材店制度に関する規定
- 墓石の指定(大きさ、高さ、形など)に関する規定
- 墓石の建立期限に関する規定
- 管理料に関する規定
- 墓石の建立と墓石内の設備建立に関する規定
- 墓地の永代使用権の承継と取り消しの規定
- 墓地内の諸施設を利用する際の規定
- 宗教、宗旨、宗派に関する規定
これらの規定に違反すると、寺院や霊園管理者から承継者の変更や再改葬を要求される場合があり、それに応じない場合は契約が解除されてしまう可能性があります。そのため、お墓を建てる前には、これらの使用規定を十分に理解し、遵守できるかどうかを確認することが重要です。
広さ
墓地の広さは、場所によって大きく異なります。例えば、都内と郊外では、同じ値段でも墓地の広さが大きく変わることがあります。そのため、墓地を選ぶ際は実際に現地で広さを確認することが重要となります。
確認の際は、墓石のサイズだけでなく、その周囲に必要なスペースも考慮に入れて、十分な広さがあるかどうかをチェックしましょう。墓地の大きさを正確に測るために、メジャーを持参すると便利です。
価格
価格はお墓探しにおいて最も重要な要素の一つです。墓石費用、管理費、永代使用料など、必要な費用をすべて洗い出し、それらが予算内に収まっているかどうかを確認しましょう。お墓の費用は高額になりますので、購入前には入念に費用を確認し、計画的に進めることが重要です。
お墓のお手入れ方法
お墓の手入れは、建立後も定期的に行う必要があります。一般的には、月に1回の手入れが理想とされていますが、遠方にある場合はなかなか難しいのが現実です。とはいえ、長期間手入れを怠るとお墓が荒れてしまうため、お盆やお彼岸、命日などのお墓参りのタイミングを利用して手入れを行うようにしましょう。
以下では、お墓の手入れに必要な道具や手順について説明します。
用意するもの
- 水をふき取るタオル
- お墓を洗うスポンジ
- 細かいところを洗うための歯ブラシ
- 墓石用の洗剤
- 軍手
- 植木ばさみ
- ゴミ袋
墓石の汚れや水洗い後の水をふき取る際には、柔らかいタオルを使用することが重要です。金属を含むたわしや硬いスポンジを使うと、墓石に傷がつく可能性があるため避けましょう。
お手入れ手順
お墓のお手入れの手順は以下の通りです。
- 敷地内をキレイにする
まず、敷地内を整えることから始めましょう。もし敷地内に植木や植栽がある場合は、植木ばさみを使って剪定し、形を整えます。また、落ち葉や雑草なども忘れずに取り除きましょう。
- 墓石を掃除する
次に墓石を水洗いしていきます。花立てや線香立てなど、取り外せる部材はあらかじめ外しておきましょう。
墓石を上から下へ、水をかけながらやわらかいタオルやスポンジで洗い、汚れを落としていきます。墓石は基本的には水洗いで十分ですが、汚れがひどい場合は洗剤を使用して洗うこともあります。ただし、市販の洗剤は墓石を傷つける可能性があるため、墓石専用の洗剤を使用しましょう。
- 墓石周りの部材や小物類を掃除する
墓石周りの部材や、花立てや線香立てなどの小物類を掃除していきます。歯ブラシなどを使うと細かいところまでキレイに掃除ができます。また、小物類はプラスチックやステンレスなどさまざまな素材があるので、それぞれに合った方法で掃除をしましょう。
- 乾いた布で水分をふき取る
水洗いしたあとは乾いた布で水分をふき取りましょう。濡れたまま放置すると、カビやコケが生える原因となってしまいます。
- お供え物をして線香をあげる
掃除を終えてキレイになったら、お供え物をして線香をあげ、お参りをしましょう。
これでお墓のお手入れは完了です。
なお、お墓の掃除を行った際に出たゴミはすべて持ち帰るようにしましょう。
お墓を建てるメリット
時代とともにお墓に対する価値観は変化しており、近年では従来のようなお墓を必要としないという考え方も増えてきています。また、供養方法は多様化しており、一般墓以外にもさまざまな形態の供養が行われています。
ここでは、改めてお墓を建てることのメリットについて考えてみましょう。
ご先祖様の供養ができる
お墓参りなどの行事を通じて思いや感謝を伝え、ご先祖様を大切にすることは、日本人の文化や価値観の一部として深く根付いています。
お墓を代々引き継いで建てることにより、ご先祖の供養を行い、その存在を家族の中で大切にすることができます。
残された家族が故人を忘れずにいられる
お墓は家族にとっての絆や繋がりの象徴であり、故人への敬意や感謝を表す場でもあります。家族がお墓を訪れて故人の存在や思い出を共有することで、絆や家族の結束を感じることができるでしょう。
家族が集まるきっかけになる
普段遠方に住んでいてなかなか集まる機会のない家族や親せきも、お墓参りや法要などの行事を通じて集まるきっかけが生まれます。特にお盆やお彼岸などの年中行事では、家族が一堂に集まり絆を深めたり、故人への思いを共有できたりします。
遺骨を保管できる
お墓に遺骨を納骨し、供養することで、遺骨の保管場所に悩むことがなくなります。遺骨を自宅で保管することも可能ですが、故人がゆっくり休むことができないという考えの方や、自宅に遺骨を置いておくことに抵抗を感じる方もいます。
お墓を建てて供養することで故人が尊厳を持って眠る場所が確保されるため、残された遺族も安心して故人を偲ぶことができます。
お墓を建てるデメリット
お墓を建てることのデメリットは以下の通りです。
費用が高い
お墓の建立には墓石代や永代使用料など、高額な費用がかかるため、残された遺族には経済的な負担となる可能性があります。また、お墓の維持には定期的な管理費や修繕費がかかることも考慮しなくてはなりません。これらの経費は、長期にわたって支払いが必要となり、家計への負担となる場合があります。そのため、お墓を建てる際には費用面を十分に考慮し、家族の経済状況に合った選択をしなくてはなりません。
費用を安く抑えたい場合は、お墓を建立せずに供養ができる納骨堂も検討してみることをおすすめします。
管理が必要になる
お墓を建てると、定期的に清掃や雑草抜き、修繕を行うなどの管理が必要になります。
遠方に住んでいてお墓へのアクセスが悪い場合は、こうしたお墓の管理作業が困難になることが考えられます。
承継者が必要
一般墓は、代々承継していくことが前提となっています。そのため、お墓を購入するには承継者が必要とされます。もし、お墓を建てた後に承継者がいなくなってしまった場合、そのお墓は無縁仏となる可能性があります。無縁仏とは、供養を受けることができない故人やお墓のことを指します。したがって、お墓を建てる際には、将来の承継者の存在や継続的な管理についても考慮する必要があるでしょう。
お墓に関するよくある質問
お墓を建てる際の費用はどの程度かかりますか?
お墓の建設費用は、場所や規模、デザインなどによって異なりますが、一般墓の場合は100万~350万、納骨堂の場合は50万~250万が相場です。また、お墓の年間管理料や定期的な修繕費用なども考慮する必要があります。
納骨堂のゆめみどうは、お客様のご予算に合わせて3つのタイプ(コンパクト・スタンダード・特別参拝室)からお選びいただけます。
お墓は洋墓と和墓どちらが良いですか?
お墓の形式は故人の意向や宗教・宗派の考え方によって異なります。また、お墓を建てる墓地によっては建てられるお墓の形が制限されている場合もあるため、それらの規定も考慮した上で検討しましょう。
お墓が決まるまでの間、遺骨はどこかで保管してもらえますか?
お墓が決まるまでの間、遺骨は一時的に納骨堂やお寺の管理施設などで保管してもらえます。遺骨は自宅で保管することも可能ですが、それが難しい場合は遺骨の一時預かりサービスを利用することで、お墓が完成するまでの間、安心して遺骨を預けられます。
納骨堂とお墓どちらを選べばよいですか?
納骨堂とお墓どちらを選ぶかは個人の状況によって異なります。ここでは、お墓がおすすめの場合と、納骨堂がおすすめの場合について紹介します。
お墓がおすすめの場合
- お墓を承継する人がいる
- 時間を気にせずいつでもお墓参りをしたい
- 家族で代々受け継いで長く利用したい
- 従来の供養の形式を大切にしたい
納骨堂がおすすめの場合
- お墓の後継者がいない
- 自宅からアクセスの良い場所が良い
- 費用を安く抑えたい
- 清掃や草むしりなどの管理の手間を省きたい
納骨堂はいつでもお参りができますか?
参拝時間内であれば、いつでもお参りすることができます。
納骨堂の参拝時間は、一般的に午前9時から午後6時ごろまでが多いです。早朝や遅い時間帯にはお参りができなかったり、土日祝日や年末年始などは早めに閉まってしまったりする施設もあるため、事前に確認が必要です。
「ゆめみどう」は朝9:00〜夜18:00までの間、予約不要でいつでも自由な時間にお参りが可能です。室内なので、天候に左右されずゆっくりと参拝することができます。
都心でお墓をお探しなら納骨堂のゆめみどうへ
お墓の種類や費用、管理方法について解説してきました。
核家族化が進む現代では、自分や家族の意向に合わせたお墓を選ぶことが大切です。
お墓のことを考える際は、より費用を抑えられてお手入れも不要な納骨堂についても検討してみてはいかがでしょうか?
「ゆめみどう」は、400年の歴史をもつ龍澤寺が運営している納骨堂です。
東京都港区麻布十番という立地のためアクセス良好で、いつでも気軽にお参りが可能。
宗旨宗派を問わずに利用できるのも魅力です。
納骨堂の利用についてのお問い合わせがございましたら、ぜひゆめみどうへご相談ください。