納骨を行う時期とは?納骨式の流れやマナーを解説! – ゆめみどう

納骨を行う時期とは?納骨式の流れやマナーを解説!

納骨を行う時期とは?納骨式の流れやマナーを解説!

「どのタイミングで納骨すればよい?」

「納骨式の流れとは?」

遺骨をお墓に納める際に行われる「納骨式」。納骨式は、遺族が気持ちに一区切りをつけるために重要な法要です。しかし、参列する機会がほとんどないため、納骨方法やタイミングについてよくわかっていない方も多いはずです。

そこで今回は、納骨式の流れや準備しておくべきものを解説します。納骨式を執り行うタイミングについても解説するので、ぜひ参考にしてください。

納骨する時期やタイミングとは?

納骨するタイミングについて解説します。一般的に納骨するタイミングは、四十九日・百箇日・一周忌・三回忌の4つです。納骨の期限に関して法的な定めはありませんが、なかなか納骨に踏み切れない場合は、4つのいずれかのタイミングを活用すると気持ちに区切りをつけやすいでしょう。納骨に踏み切るタイミングに悩んでいる場合は、ぜひ参考にしてください。

故人が亡くなってから49日目の「四十九日」

故人が亡くなってから49日目の区切りである四十九日。故人の魂は49日間の間に7回の裁判を受け、49日目に行われる最後の裁判で生まれ変わる先が決まるとされています。そのため、故人が成仏して極楽浄土に行けるように「四十九日法要」を行います。

四十九日は忌明けするタイミングであり、家族にとっても重要な節目なので、納骨式を行う方も多いです。しかし、新しくお墓を建てる場合は、四十九日に間に合わない可能性があります。一般的に、お墓を建てるには1ヵ月~3ヵ月程度かかるので、その後の法要のタイミングに合わせた方がよいでしょう。

故人が亡くなってから100日目の「百箇日」

故人が亡くなってから100日目の区切りである百箇日。百箇日には、四十九日に成仏した故人があの世で幸せに暮らせるようにと願いを込めて「百箇日法要」が行われます。なお、百箇日法要には「残された家族が悲しみから卒業する」という意味もあります。

大切な人を失った悲しみに暮れていた人も、一つの区切りとして納骨を考えるとよいでしょう。また、新しいお墓を建てる関係により、四十九日法要に間に合わなかった方が納骨するタイミングとしても多く選ばれています。

故人が亡くなってから満1年の「一周忌」

故人が亡くなってから満1年の区切りである一周忌。四十九日法要や百箇日法要は近親者のみで行われますが、一周忌法要は故人の友人・知人も招く場合が多いです。他の法要日に比べて参列者が多いので、多くの人に見守られながら納骨できます。

また、一周忌は家族の喪が明けるタイミングです。百箇日は悲しみに暮れていた方も、一周忌を迎える頃には気持ちの整理がつき始める頃合いでもあります。お骨を納める気持ちが出てきたのであれば、一周忌法要の機会を利用するのもよいでしょう。

故人が亡くなってから満2年の「三回忌」

故人が亡くなってから満2年を迎えると、三回忌法要が行われます。三回忌法要は、一周忌法要と同様に関係者が多くいるタイミングです。できるだけ長く手元に置いておきたいと考えている場合は、一周忌法要の次に行われる三回忌法要のタイミングを利用するとよいでしょう。

仏教では亡くなった日が1回目の忌日とされているので、2年目が3回目の忌日になります。勘違いする方が多いですが、「二回忌」ではなく「三回忌」なので注意しましょう。

納骨式の流れと押さえておくべきマナー

納骨式までに準備すべきものを納骨式の具体的な流れを解説します。火葬した遺骨を納骨堂やお墓に納めるときに行われる納骨式。納骨式をスムーズに進めるためにも、あらかじめ準備すべきものと具体的な流れを把握しておきましょう。また、遺族や故人に対して失礼にあたらないためにも、服装マナーや持ち物にも注意する必要があります。

納骨式までに必要な準備

納骨式までに必要な準備は主に以下の4つです。宗教や地域によって必要な準備は異なりますが、一般的には以下の流れで進められます。当日になってから慌てないためにも、余裕をもって準備しておく必要があります。納骨式についてわからないことがある場合は、親族や菩提寺に相談してみてください。

遺骨埋葬許可証を準備する

お骨を納骨するためには遺骨埋葬許可証が必要です。市町村役場に死亡届を提出したときに発行される火葬許可証は、火葬が終わると証明印が押されて遺骨埋葬許可証になります。遺骨埋葬許可証がないと納骨できないので、必ず納骨する墓地や霊園の管理事務所に提出してください。

墓地や霊園に納骨する際は、墓地使用許可証も必要です。納骨する墓地や霊園の管理者に依頼し、発行してもらいましょう。当日になってからでは間に合わない可能性があるので、前もって準備しておく必要があります。なお、地域によっては火葬許可証を埋火葬証明書と呼ぶように、必要書類の名称が異なる場合があるので注意が必要です。

お墓を準備する

納骨式を行うためには、納骨するお墓を準備する必要があります。当日になってから慌てないためにも、どのお墓に納骨するのかを決めておきましょう。

一般的に、新しくお墓を建てるためには、工事だけでも2ヵ月~3ヵ月程度かかります。お墓のイメージを決めたり石材店と話し合ったりする期間を合わせると、3ヵ月以上かかる場合もあるので、スケジュールに余裕をもって進めましょう。家墓に納める場合も、墓誌に没年や戒名を彫る期間が必要なので考慮する必要があります。

納骨堂の場合は、まず希望の納骨堂に相談・見学予約をしましょう。実際に見学して気に行った場合は、その場で契約することができます。いくつか用意しなければならない書類はありますが、一般墓のように利用開始までに数ヵ月もかかる心配はありません。最短であれば、見学から2週間~3週間ほどで利用を開始できる場合もあります。

樹木葬や合祀墓の場合も同様です。新しくお墓を立てる必要がないため、実際に見学してから最短2週間~3週間で利用を開始できるでしょう。

納骨式(法要)の日程を決める

納骨するお墓が決まったら、次は納骨式(法要)の日程を決めましょう。すでにお墓がある場合は、四十九日法要に合わせて行われる場合が多いです。新しくお墓を建てる場合は、百箇日や一周忌のタイミングに合わせて行うのもよいでしょう。

納骨式(法要)を検討している場合は、僧侶と参列する方と納骨するお墓へ早めに相談したほうがよいです。特に土日やお彼岸付近は法要が集中しやすいので、複数の希望日をあげておきましょう。

納骨式(法要)の具体的な流れ

ここからは、納骨式(法要)の具体的な流れを解説します。納骨式(法要)は親族のみで行われるのが一般的ですが、場合によっては故人と親しかった人たちを呼ぶこともあります。納骨式(法要)をスムーズに進めるためにも、具体的な流れを把握しておきましょう。

喪主・施主による挨拶

納骨式では、最初に喪主や施主による挨拶を行います。参列者に対し、遺族の近況報告や納骨式に参列してくれたことへの感謝を述べます。それに加え、葬儀後の変わらない付き合いに関してのお礼も述べましょう。納骨後に会食を予定している場合は、会食があることも漏れなく伝える必要があります。

お墓へ納骨する

喪主や施主による挨拶が終わったら、僧侶による読経と焼香を済ませ、お墓を開けてお骨を納めます。石材店のスタッフが安置する場所を開けてくれるので、その中にお骨を納めます。一般的に、喪主や施主がお骨を納めます。関東の場合は骨壺のまま納めるケースが多いですが、関西の場合は納骨袋に入れてから納めることもあります。新しくお墓を建てた場合は、開眼供養を行ってから納骨式に移りましょう。

お墓の前で読経や焼香を行う

お墓の中にお骨を納めたら、お墓の前で僧侶による読経や焼香を受けます。焼香のタイミングは、僧侶が出してくれる合図に合わせるとよいです。焼香は、喪主・遺族・近親者・友人の順で行われるのが一般的。読経が終わったら、準備しておいたお花やお供え物を供えましょう。なお、参列者の人数によって異なる場合はありますが、納める儀式自体は30分~1時間程度で終了します。

僧侶にお布施を渡す

お墓の前での読経や焼香が終わったら、僧侶にお布施を渡しましょう。お布施の金額は地域や宗派によって異なりますが、2万円~5万円が目安となっています。僧侶から「お気持ちで」と言われた場合は、目安金額を参考にして渡す金額を決めるとよいでしょう。

お斎で僧侶や参列者をもてなす

納骨式が終わったら、参列者や僧侶をもてなす会食を行います。ホテルや料亭など、会場を移して行われる場合が多いです。参列者に対して参列してくれたことへのお礼をしたり、故人との思い出を語り合ったりするとよいでしょう。

納骨式の服装や持ち物

納骨式は、他の法要のタイミングと合わせて行われることが多いです。そのため、法要に合わせた服装を選ぶとよいでしょう。四十九日前に行う場合は喪服が基本ですが、四十九日後に行う場合は地味な色の普段着でも問題ないとされています。しかし、寺院や地域によっては、一周忌が過ぎるまでは喪服で参加するようにと決められている場合があるので注意が必要です。

親族が用意すべき持ち物は、遺骨埋葬許可証・墓地使用許可証・お布施・印鑑などです。喪主挨拶を務める場合は、挨拶内容を書いたメモも忘れないようにしましょう。参列者が用意すべき持ち物は、香典・数珠・ハンカチなど基本的に葬儀のときと同じです。

近年は納骨場所の多様化が進行している

それぞれの納骨場所の特徴やメリット・デメリットを解説します。近年はライフスタイルや供養方法の変化により、納骨場所の多様化が進んでいます。石のお墓を建てるだけでなく、樹木葬や納骨堂に納める方法を選ぶ人も増えています。万が一のときを迎えてからでは遅いので、早めのうちから納骨場所を選んでおきましょう。

霊園や墓地のお墓に納骨する

先祖代々のお墓がある場合はそのお墓に納め、お墓がない場合は新しくお墓を建ててから納めます。寺院にお墓を建てる場合は、読経や納骨式がしやすくなるでしょう。

しかし、寺院が管理する墓地にお墓を建てるためには、その寺院の檀家になるように求められる場合が多いです。お墓を建てるには1ヵ月~3か月程度かかるので、できるだけ早く納骨したい場合は他の方法も検討するとよいでしょう。

納骨堂に納骨する

室内に設けられた安置スペースに納骨する「納骨堂」。一般墓に比べて費用を安く抑えられるほか、天候に左右されることなくお参りできることから、多くの注目を集めています。

なお、納骨堂には「自動搬送式」「ロッカー式」「仏壇式」などの種類があります。

お参りのしやすさやセキュリティの高さで選びたい方には、「自動搬送式」の納骨堂が向いているでしょう。自動搬送式の場合は、駅からアクセスが良い場所にあるケースが多いです。そのため、買い物帰りや仕事帰りなど、「家族に会いたい」と思ったときにいつでも訪れられます。

また、自動搬送式の場合は専用のカードを持っている人でなければ参拝できないようになっています。他人に勝手に呼び出される心配がないため、安心して利用できるでしょう。

樹木を墓標とした樹木葬で供養する

墓石ではなく樹木を墓標としたお墓に埋葬する「樹木葬」。樹木葬には、墓地の中にある樹木葬専用区画に納める「都市型」と山間部に埋葬する「里山型」があります。自然の中で供養されたいと考える方から多く選ばれていますが、里山型を選ぶ場合は注意が必要です。

里山型は都心から離れた山の中に埋葬されるため、気軽にお参りに行けません。公共交通機関が使えない場所に埋葬される可能性もあるので、事前に確認しておきましょう。

骨壺に入れて納骨堂に納める

設備が充実しており、参拝しやすいという理由から選ぶ方が増えている「納骨堂」。屋内の安置スペースに納められ、管理者によってきちんと管理してもらえるのが魅力です。室内にあり天候に左右されずに参拝できるので、気軽に家族に会いに訪れたい方に向いています。

まとめ

今回は、納骨式の流れや準備しておくべきものを解説しました。納骨式をスムーズに行うためにも、納骨式流れやマナーを把握しておきましょう。悲しみのあまり納骨のタイミングが

掴めない場合は、一周忌や三回忌の機会を利用すると踏み切りやすいです。

なお、新しくお墓を建てる負担を軽減したい場合は、納骨堂を検討するとよいでしょう。麻生十番駅から徒歩4分の場所にある「ゆめみどう」は、「会いたいときに会える便利な納骨堂」として多くの方から選ばれています。

宗旨・宗派を問わず利用できるほか、9種類の中から好きな墓石を選んでお参りできるのが魅力です。自動搬送式の納骨堂であり、セキュリティも万全。線香やお花が常設されているので、ICカード1枚で気軽に参拝できます。気になった方は、ぜひ一度見学に訪れてみるのはいかがでしょうか。

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